「ARIA」という癒し系アニメがあります。僕が1番好きなアニメです。
ARIAの主人公の名前は、水無灯里(みずなし あかり)。いつも笑顔で、誰からも好かれている女の子です。
灯里は、子どもから老人まで友人の幅が非常に広いです。街を歩くと、誰かしらに声をかけられます。
その様子を見て僕が考えたのは、「なぜ灯里がこれほどまでいろんな人と仲が良いのか」ということです。

『そりゃ灯里が主人公だから、主人公に何かしらの展開がなかったらつまらないでしょ』
なんてことを言われたらそれまでなんですが、それ以外にも理由があるのでは?
僕は、灯里が「興味を持ったらとりあえず聞くクセが付いてる」から、友人がたくさんいるんだと思います。
近くのおじいさんが大きなカバンを持っていたら、灯里は「わー、大きいカバンですねー!」と目をキラキラさせながら話しかけに行きます。(そんなエピソードはなかったと思うけど、灯里ならきっとそうする)
目をキラキラさせて、いかにも「これに興味がある!」という純粋な意思が伝わってきたら、話しかけられた側も無下にはできないですよね。「仕方なく」というスタンスで応じたとしても、自分の話を楽しそうに聞いてくれるもんですから、次第に心を開いていきます(これが灯里マジック!)。
「仲良くなりたい人がいる」「人脈を広げたい」と思っている人は、灯里のように「純粋な興味」を持って話しかければ、相手は嫌な気分はしないし、自分の話を聞かせてくれると思います。
そうすればほら、いつの間にか友人に。
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もちろん声をかけても、100%成功するなんてことはありえません。たまたま声をかけた人が忙しくて会話が成立しないこともあるでしょうし、単純に話しかけた人が人嫌いだったりなんてこともあります。作中では描かれていませんが、灯里だって、話しかけて失敗したことはあるはずです。
しかし、話しかけられて嬉しいと感じる人は絶対にいます!人って、自分の話を聞いてほしいと思ってる人ばっかりなんですから。
百発百中なんて大それたことは考えず、その人に興味を持ったらとりあえず話しかける。「とりあえず」の精神が大切です。
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優しそうな人柄など、灯里には「純粋な興味を持って話しかける」以外にも魅力があります。
ですが、どんな人でも、興味を持って話しかけるというクセさえ身につけておけば、たくさんの友人に囲まれた幸せな日々を過ごせると僕は思います。
今回ブログに書きたいことはこれくらいです。それでは。
僕はARIAのおかげで、人の奥底に見える優しさに気づけるようになりました。
ARIA 完全版 ARIA The MASTERPIECE 1 (BLADE COMICS)